格闘技ヲタク-2
先日書いた格闘技オタク(観戦専門)へ追加して書く事にする。
前回は、双方の主張を簡素化し過ぎた感が否めない。
そもそも、件の格闘技オタクが「空手vs総合格闘技」に拘ったのは、私が「体格が良い=強い場合が多い」という事を書いた時に、空手の破壊力を例に出したからというのがあるかもしれない。
あの(180~190cmの身長で100kgの体重)体格で、あの筋肉から出される攻撃を、まともに受けてしまったら命がいくらあっても足りない。その為、極真会館では肩から上への攻撃を禁止し、正道会館ではグラブを装着させているのだと思う。
それに対し、件の格闘技オタクから話を聞いた総合格闘技には投げ技や寝技があるので、グラブが極端に薄い物になっているのだろう(この時点では、私はまだ総合格闘技を見た事がない)が、そんなので顔面に正拳を入れられて大丈夫なんだろうか?と心配したのである。
当然の心配だと思うし、この時点では、極真ルールは極真ルールでの試合、K1はK1での試合、総合格闘技は総合格闘技という具合に、個別の格闘技として考えている。
処が、件の格闘技オタクは、どうしても異種格闘技戦が頭から離れないらしい。
どうしても、異種格闘技を直接比較したいらしいのだ。
それで、空手vs総合格闘技という話になって行く。
実際にそれぞれのトップクラス同士で戦ったら、どっちが強いのだろうか?
昔、プロレスvsボクシングとして、アントニオ猪木vsモハメッドアリの対戦があったが、猪木が無様な逃げ腰を日本国民の前に晒しただけになってしまった。
件の格闘技オタクによると、総合格闘技は空手のルールを包括するルールなんだそうだ。
実際にTVで観ると、かなり違うように見えるのだが・・・
例えば、K1と総合は肘での攻撃を禁止しているような仕草をレフリーが行っているし、総合は更に背中への攻撃を禁止しているように見える(試合の最中に背中がガラ空きでも攻撃しないのを見た)。
ボクシングの厚いグラブですらパンチドランカーが出るのに、極端に薄いグラブで無事でいられるのは、破壊力の無いパンチしか出せない体格の選手が試合をしているからではないのか?
件の格闘技オタクは、総合格闘技では空手のように派手なだけのハイキックを使わないと主張していたが、後に私がTVで観た時には、総合格闘技でもハイキックを使っていた。(嘘吐きめー)
そもそも、ハイキックは必殺技でも何でもなく、単に相手のバランスを崩させる為の手段でしかないし、相手との力量の差が大きい時に限っては、観客を楽しませる「派手な技」にもなるものである。
空手を習うと、決してハイキックを使えとは教えずに、ローキックから教えるものである。
誰もハイキックを推奨などしていないのに、憶測だけで批判するのが格闘技オタクだ。
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