立つ鳥後を濁さず
中学3年生の時、担任が休んだ日に教頭が来て諺の話をした。
昔の人は良い事を言っているんだから、みんな参考にしろと。
その話の中で、学校を卒業して行く時に迷惑をかけないようにと、古い言葉を出したのがタイトルにある言葉である。
教頭:「立つ鳥後を濁さず」と言う。卒業までの間、何も問題を起こさないように。
諺は、都合の良い意味に取る事が可能だし、多くの場合に反対の意味の言葉も存在するものである。
私がその時に言った言葉が次の通り。
CAT:「旅の恥は掻き捨て」とも言う。
中学を卒業するんだから、何でもやり放題、後がどうなろうと知ったこっちゃないという意味である。
クラス中から、クスクスと笑い声が漏れて来た。
教頭は話題を変えて次の話に進み、みんなで協力すれば何でも出来るんだと、激励を飛ばした。
教頭:「三人寄れば文殊の知恵」と言う。みんなで力を合わせなさい。
CAT:「烏合の衆」とも言うけど?
みんな:クスクス・・・
教頭:「後悔先に立たず」と言う。早まった事はしないように!
CAT:「思い立ったが吉日」とも言う。
みんな:ゲラゲラ・・・
教頭:「亀の甲より年の劫」と言う。君らは大人の言う通りにしていれば良いんだ。
CAT:「老いては子に従え」とも言うけど?
みんな:爆笑
教頭は、かなり頭に来たようである。私と視線を合わせながら、畳み掛けて来る。
教頭:「堪忍袋の緒が切れる」という諺もある。
CAT:「ならぬ堪忍するが堪忍」という諺もありますねぇ。
教頭先生、ついに黙って帰ってしまった。(笑)
こういう対語になるものは、時間を置かず、即座に返してこそ意味がある。
その為にも、日頃から多くの書物に目を通し、多くの言葉を覚えておく事を薦めたい。
ことわざわーるどなんて所もあります。
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