« 電車の中で-11 | トップページ | 北インド風キーマカレー »

2005/07/22

CD-Rの違いによる音質

以前、ネット上で音楽用CD-RにコピーしたCDは音質が良いが、パソコン用CD-Rにコピーすると音質が悪いとのたまっている人が居た。

私が主催者という事になっている場所なので、優しく間違いを指摘してあげたが、本人は主張を変えない。
凹ませる事が目的ではないので、あくまでも優しく説明するだけにしておくのだが、当事者の主張は現実から遥か彼方へすっ飛んで行ってしまい、反射率でどうのこうのと理由を並べる。
音楽用CD-Rの方が価格が高いのは、音質を良くするために反射率がどうのこうのと、更に突飛な理論が続出する。

音楽用CD-Rの価格が高いのは、音楽を録音する前提で著作権料を上乗せしてあるからであり、決して音質が良いからではない。(品質管理を厳しくするぐらいはしているだろうが)
書き込みや読み取りで誤りが出ているのであれば、アナログであれば音質に影響するが、デジタルの場合は、音が出るか出ないかである。
そもそも、書き込み時に間違っていたのなら、コンペアに引っ掛かって書き込みエラーで終了している筈なので、正常に書き込みが終了したのであれば、それは書き込みの間違いは(読み取れないという意味においては)一切発生していないという事になる。
それでは、データが1bitだけ間違って読まれた場合は元の音と少しだけ違う音で再生されるかと云えば、決して少しだけ違う音で再生されたりはしない。
正しいか間違っているかだけであって、間違っていれば再生されないのだ。

上で「読み取れないという意味においては」と注釈をつけた理由を、ここで説明する。
実際の書き込みや読み出しでは、小さな埃や傷、或いはジッタ等の様々な理由で誤りが存在する。
それを補正する強力な誤り訂正機能がCDに存在するのである。
詳しい説明は割愛するが、8ビットを14ビットで表現するEMF変調だとか、データ訂正のCIRCデコードで実現されている。
それらにより、ドライブを出て行く信号は同じになっている。
(同じにできない場合は読み取りエラーが発生する)

どうか、憶測や噂だけで音質が変わると決め付けないでもらえないだろうか?
この人の場合は、私が主催者という事になっている場所だったので優しく教えるだけにしたが、他の場であれば、もっとハッキリと「指摘」していただろう。

|

« 電車の中で-11 | トップページ | 北インド風キーマカレー »

「パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29238/5095807

この記事へのトラックバック一覧です: CD-Rの違いによる音質:

« 電車の中で-11 | トップページ | 北インド風キーマカレー »